無料講座の意味は?
こんにちは。岡山県中区の東岡山駅の近くで入管手続きや遺言・相続のご相談をメインに成年後見や任意後見、自動車手続きなどの業務を行っております、椎名行政書士事務所(しいな ぎょうせいしょし じむしょ)です。
間がすっかり空いてしまいました。
まちゼミが終わってから、今までの間何をしていたかというと、通常の仕事以外に遺言書講座をしたり、後見制度を説明する講座をしたりしていました。こういったものは案外準備に時間がかかります。
そして、一般向けの講座をするといつものことですが、これは自分のこととあてはまらないよという反応をする人がいます。当然ですが、講座で話すことはいろんな人にむけての一般的な話なので、当然聞きに来ている人からすると自分に関係ない話がいっぱい出てきます。
ですので、今回のブログは「無料講座のことについて」にしました。
例えば、遺言書の検認に長くて3か月ぐらいかかるという説明をしたのですが、ほかの講師にそんなにかかるのか?と質問した人がいるそうです。その人は当然、自分の相続人のことを考えていたのでしょう。配偶者と子供二人ぐらいでしょうか。その場合は戸籍を集めるのに時間がかかりませんから、もっと早くできると思います。
私が三か月ぐらいといった場合の想定は、配偶者、子供なしの人で、兄弟が全員なくなり、甥姪が10人ぐらいいて、さらにそのうちの数名なくなっている。という状況を想定しています。そんな人いっぱいいないでしょ、と思うかもしれませんが、こういう人が親族に居て困っているという人が無料相談会には結構来ます。(たいてい甥姪です。)こういう人は遺言書が必要な人ナンバーワンなのですが、遺言書を書いても自宅保管にすると、全員に連絡をして書類をそろえて、検認の申し立てをするだけで、2月ぐらいかかるのではないでしょうか。
このように講座で話すときは相談会によく出てくるケースの中でとても大変な場合を想定しています。自分に当てはまらない人は多くいると思います。
また、宣伝しているとこういう話が気になるんだけれどほかの予定が入っていけないという人も必ずいます。忙しい人は、ぜひ、自分の都合のいい日に話を聞いてくれる先生を探して、有料でもなんでも相談に行ってほしいです。どの人がいいかわからないという人も多いですが、人生のとても大事なことを決めるので、できれば2,3人に相談して、料金も比較して、依頼をするかどうか決めてください。忙しいと気になっていることを相談せずに何年かして、問題が大きくなってから相談に来られる人がいますが、急ぎになってしまうと、ゆっくり専門家を選ぶことができなくなりますし、費用も高くなりがちです。
入り口として無料講座を聞くのはとてもいいことだと思います。けれども、自分のことは一般化できないということを理解して、大事なことは相談をして決めてほしいと思います。
今回も、無料講座を聞いただけで、遺言書を書こうという方がいらしてました。もちろん簡単な内容でしたらそれでいいです。例えば「配偶者にすべての財産を相続させる。」とか。
けれども、この通帳は誰それに、家は誰それにと、複雑な内容を書きたい人はぜひお金を払って内容や文面をみてもらってほしいと思います。
現在は、まちゼミ表町の準備中です。昨年春にやった空き家の講座をブラッシュアップして開催しようと、資料を集めています。お楽しみに。